2011-10

なぜか懐かしい「ヨナ抜き」にて

スコットランド詩人Robert Burnsをご存知ですか?
彼はスコットランド民謡の多くに歌詞をつけて現在に伝わる歌にした詩人です。
その歌のひとつ、『Auld Lang Syne』は、
年始や誕生日や披露宴などおめでたいときに歌われているそうです。
内容は、旧友との再会の喜び。
「古い友は忘れてしまうものだろうか。いや、こうして再び出会い、杯をかわす事が出来た。なんて幸せな事であろうか。」
というような、じんわり温かい涙が出るような歌詞です。

驚くことに、この曲は世界中の色々な国に伝わり、各国の国民的な歌として広まっています。
例えば、日本では「蛍の光」。
この曲が「スコットランド民謡」と書かれていたことを思い出しました。

私が『Auld Lang Syne』を出会ったのは、Eddi Readerによる一番オリジナルのメロディのものだったので、
それがまさか『蛍の光』原曲とは気付きませんでした。
『蛍の光』のあの有名なメロディは、ベートーベンが編曲したもので、
今はそのメロディにて世界中に広まっています。

歌詞は、原曲が「再会」を歌い、日本のものは「お別れ」という解釈もありますが、
大きくとらえると、人と人のつながりの大切さを歌ってるように思います。

余談ですが、蛍の光は当時、文部省チェックが入り「かはらぬこころ ゆきかよひ」がNGとなり、
「そのまごころは へだてなく」になっているのが残念だったり、
よく読むと、あの時代の国民主義的な発想から作られている部分もあるんですよね。
時代が時代なので仕方ないですね。
そんなわけか、私は日本人ながら、原曲の歌詞がしっくりきます。

で、『Auld Lang Syne』の原曲と『蛍の光』、
メロディは、全然違いますが、なぜか懐かしい感じがするのは私だけでしょうか?
この2つの共通点は、どちらも「ヨナ抜き」(音階の4番目と7番目の音を抜く)で作られているということなんですが、スコットランド民謡も、日本の古い歌も、多くが「ヨナ抜き」音階で作られているんですね。
さらには、南米のフォルクローレも同じ音階を使っている曲が多いことがわかります。

遥か遠くのスコットランドや、南米の音楽を聴いて、何故か懐かしい感じで、気持ちが穏やかに落ち着くのは、
こんな所に理由があったのかもしれません。
昔々に、人々が海を渡り、色々なものが伝わっていきました。
国境や明らかな違いはありますが、もっと大きくとらえると、
人の気持ちも、音楽も、どこに行っても共通する何かがあり、だからこそ感動するのだと思います。



Eddi Reader
opening ceremony of the new Scottish Parliament building in Edinburgh,
オリジナルメロディから、おなじみのメロディに変わります!

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

YUKI

Author:YUKI
Web Site

カテゴリ

ライブスケジュール (33)
音楽 (77)
動画(YouTube) (6)
ダンス (12)
レオ (6)
旅行 (4)
その他 (8)
未分類 (1)

スポンサードリンク

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード