2012-04

Le [quatre] bijouxの演奏会を終えて

4人のピアニストが集まったle [quatre] bijouxの演奏会が、本日無事終了しました。
今回はクラシックではあまりない、小さなカフェバー(casa classica)での演奏会で、
MCも加えながら2ステージにわけて演奏しました。

ファーストは、ソロで年代順のプログラム。
私は最初にシューベルトの即興曲OP90-3を弾きました。
しょっぱな、緊張感のあるスタートで、昨日は完璧!と思っていたのに、
思う様に演奏が出来なかったのが残念ですが、
きれいに広がる音の感じは出せていたようで、それはよかったです。
続いて、リスト→フォーレ→ラヴェルとみんなの演奏。

セカンドは、ピアソラの連弾。
私は、ピアソラといえばおなじみのLibertangoと
初期の作品Adios Noninoを演奏しました。

ピアソラに関しては、私が大好きな素晴らしいアルゼンチンのギタリスト、
Arielさんに10日前くらいにレッスンを受けたのですが、
曲に対するイメージや演奏に対する姿勢が大きく変わりました。

Libertangoは、ピアソラがタンゴからフリーになろうと葛藤している心境や切ない気持ち、
Adios Noninoはピアソラのお父さんが亡くなって失意の中作った曲なので、
悲しみや怒りや祈りをこめて演奏し、
Adios Noninoでは最後の方、緊張も溶けてきたのか、弾きながら感動しました。
連弾相手のひなちゃんも、感動したと言っていたので、お互いの音をいい感じで聴き合って共鳴できてたのかな。

それにしても、クラシックのピアノコンサート(特にソロ)は毎回緊張がすごくて、
思う様に弾けなくて、もうやめようかと思うくらいなのですが、
誘い誘われ、ほぼ毎年演奏する機会をいただいています。

音楽を続けていくと、何度も何かにぶつかって、辛い思いをしたり、
「なんでやってるんだ?」と思ったり...
それでもやっぱり、好きだから続けているんだと思いますが、
それだけじゃなくて、音楽を通じて出会った仲間がどんどん増えて、
そんなつながりが私を音楽の世界にずっと居させてくれているんだなと思います。
そう、ちょっと距離を置こうとすると、誘われるんですよ。

Le [quatre] bijoux(ほんとうは6人のle [sis] bijoux。今回は4人でした。)も、
もとはBossa Nova関係でつながって、5年前から参加させてもらうことになりました。
今では一緒にピアノをやるだけじゃなく、飲んでお食事して、そんな事も一緒に楽しめる仲間です。

Arielが言ってました。
「いい演奏するには、魂がつながらないといけない。
それには、演奏してサヨナラでは難しい。
お互いの音を尊敬して聴いて理解して、応えていく。
そんな演奏が出来る時、感動して泣いちゃうよ。」
と。

そう思います。お互いの信頼関係がないと成り立たないし、
お互いを好きじゃないといい演奏はできない。

今日は、Adios Noninoでそんな感動がちょっと味わえました。

今日までピアノに集中して練習を頑張ってきたので、ちょっと休憩。
次は7月に弾きます!

bijoux.jpg

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